pualani ブログ

池袋のフラ&タヒチアンダンススタジオ Pualani's Hula&OriTahiti

※フラ教室の選び方【後編】

みなさま ALOHA&IAORANA !!

 

前回の続き、※フラ教室の選び方【後編】今回は私の思う良い講師の選び方もまじえて書いてみます。※経験を踏まえた個人の考えです。

 

さて、当たり前ですがフラ教室の数だけフラを教えている人がいます。

そして各々のバックグラウンドは異なるため、皆さんそれぞれに信念や理想、運営方針を持っていらっしゃると思われます。

 

その中で、あなたがフラを習いたいと思った時、どんな講師を選んだら良いのでしょう?まず第一に、前回のブログの最後に書いた通り講師の人柄や雰囲気、自分との相性は間違いなく大切だと思います。

その上で「踊り」を習うということを重点に置き、せっかく習うなら上手くなりたい!という方に対して、私が教室(講師)選びで見るべきと考えるのは以下の4点です。

 

1、未経験で全く初めて入門する段階から細かい基礎を教えてもらえること。(説明が具体的で分かりやすいこと)

2、踊る上での正しい身体の使い方について指導があること。(直接身体に触れて動きを直してもらえること)

3、お手本である講師の踊りがプロレベルであり身体の使い方を熟知していること。(これが無ければ上記2は不可能です。)

4、ハワイ語や文化なども含め最低限生徒の質問に答えられる知識レベルであること。


上記は人様にお金を頂く以上プロなのですから当り前のことの様に思いますが、数年間生徒として習った経験のみで教室を開いてしまう方もいる為、そうでない教室は山の様にあるのが現状です。

 

また、大規模な有名スクールでも初心者クラスでは細かいステップの説明がない場合があると聞きます。詳しい指導は進級してからだそうですが理由は不明です。

さすがにステップの種類くらいの指導はあると思いますが、それだけでは肝心なその構造や身体の正しい使い方がわからないままです。

 

想像するに音楽に合わせて『踊る』ということや雰囲気に慣れる為のステップとして、最初は難しいことをやらない、という方針である可能性もありますが、身体で覚えることが出来るケイキ(子供)クラスではないのですから、大人クラスではそれでは上達が遠回りになります。大人はきちんと説明した方が効果的です。

 

一番の問題点は、初心者のうちからきちんとした指導がないと、動きに奇妙なクセがついてしまうことです。
特に大人は日常生活で蓄積された個々様々な身体の癖がありますから、それを正した上でステップを指導しなければなりません。踊りや楽器などの芸事は始めが肝心で、最初に刷り込まれたことは後々まで引きずりますので、後からの修正は困難になります。

 

しかしながら実際は身体の動かし方や重心の置き方、姿勢や腕の保ち方などは、大人数のクラスでは、どうしても一人一人の動きを時間内にチェックすることは難しくなりますから、見よう見まねではなく洗練された美しい踊りを身に着けたい場合は1クラス10名前後の教室を探すべきです。

 

それとフラは教室やハラウによってステップや踊りのスタイルにかなり違いがありますので、講師がどのような身体でどのような踊りをしているのかも初めにチェックしたほうが良いでしょう。(先生の踊る姿がレッスンを積んだ将来のあなたの姿、踊りの方向性です。)

 

また教室を選ぶ際にはクラス内の年齢層も重要で、10~30代くらいまでの方が多いクラスと50代以上の方が多いクラスではレッスン内容が異なる場合があります。(体力など身体能力に差が出てくるためです)そのため若い人がご年配の方が多いクラスに入られると物足りなくなってくるかと思いますし、その逆もあります。将来発表会等で踊る曲目や衣装のデザインに不満が出ることも予想されます。


とにかく私の1番のおすすめは「最初から基礎の基礎をきちんと明瞭な説明で教えてもらえる教室」につきます。まったくの初心者さんにはレッスン前後に多少のフォローレッスンがあるような教室だと尚良いと思いますがなかなか難しいですね。

 

次回は

『※フラやタヒチアンダンスを習うのにはお金がかかるのか?問題』です。

お教室探し中の皆さんに向けて、気になる金銭面のコトを色々書いてみたいと思います~。

 

ではでは。またね!

MAHALO(*‘∀‘)♪