Aloha&Iaorana!!
前回の続き、【2、フラの存続と発展性】です、
前回記事はこちら↓
【2、フラの存続と発展性】
前回はハーラウの『しきたり』について書きましたが、また一方では、そういった伝統的な決まりを理解した上で、フラに限らず伝統芸術/芸能には新しい要素を入れていく事も可能であり必要だと思います。今あるものを大切に守ることも大事ですが、未来に向けて発展させていかなければいづれ廃れてしまうからです。
フラであればフラアウアナ(現代フラ)※1に、そういった役割があるのかなと思いますし、ハワイ以外、例えば日本やその他の国(今やヨーロッパを含め色々な国で踊られています※2)でフラ踊る、楽しむという事は、そういった発展性という意味で貢献しているのだと思います。
※1、もともとフラアウアナのアウアナ(auana)というハワイ語には『漂う、さまよう』『正道をそれる』『解き放たれた』などの意味があります。
※2、ヨーロッパでは実際の踊りの技術としてのフラよりも自然とのつながりや癒しについての関心が高いようです。でも実際はハワイアンの文化を学ぶ人は日本とは比べられないくらいまだまだ少数派です。
フラの起源はタヒチアンダンスだといわれています。
タヒチからハワイに渡った踊りがフラになったのと同様にハワイから日本に渡った踊りは、ハワイアンから伝統的なものを学んだ後、数十年数百年をかけて徐々にですが日本のフラになっていくのが自然なことなのかもしれません。
ハワイアンのクムも日本の先生に、日本にある自然をモチーフとしたフラを振付なさい、踊りなさい、と仰ることがありますね(*'▽')♪
次回【3.日本で踊るフラ】につづきます!
MAHALO!