pualani ブログ

池袋のフラ&タヒチアンダンススタジオ Pualani's Hula&OriTahiti

Leiのお話

ALOHA&Iaorana!!


今日はフラを踊る際に身につける「レイ」のお話。


皆さんご存知のとおり、フラダンサーはステージに立つ際、衣装とともにレイやココ(髪飾り)を身につけます。

華やかなレイや衣装は気持ちを高揚させますし、観客として見ていても楽しいです(*‘∀‘)


ですがじつはレイは単なる装飾品としてだけではなく個々に特別な意味合いを持っています。

(ハワイをはじめポリネシアの人々は古来、レイを身につけることによって自然のパワーを得ることができると信じていました。)

 

≪フラで身につけるレイは3つ≫


①【Lei  po`o (レイポオ)】

振付を忘れないように、、と頭につけるレイ。※Po'oは頭の事です。


ちなみにこれをHaku Lei(ハクレイ)と呼んでいる先生もいらっしゃいますね。(とくに古くから教えていらっしゃる先生。)

Hakuは作る、創作するという意味があります。またレイの作り方で「ハク」というスタイルがあるそうです。

 

②【Lei  'a'i(レイアイ)】※'a'iは首のこと

首にかけるレイです。これは悪い気が体に入らないように、魔除けです。

ステージに立ち、他人の注目を浴びるということは同時に嫉妬などのネガティブな思いを向けられる可能性がある、、そういったものを避けるため。

輪になっているものと、オープンレイといって輪のように繋がっていないものもあります。


ハワイでは、妊婦さんは臍の緒が赤ちゃんに絡まったりしないようにと、、(グループで他の人と同じステージに立つ際でも)オープンレイを身につけるようです。※言われているのは自然のものなので、造花の場合はあまり神経質にならなくて良いのではないかと私は思います。。

 

③【 Lei  kupe'e(レイクウペエ)】

そしてこれは振付を間違えないように、、と、手足につけるレイです。

 


どのレイも衣装など同じく、色や植物の種類などはメレの内容に合ったものを選ぶことが多いと思います。

 

生花で作られたレイを使用して踊ると、造花の時とは全く違う気持ちになりますから、やはり自然のものにはマナが宿るのでしょうね。

つくるのも普通のならそんなに難しくないので、私は頂いた花束などでココ(髪飾り)を作ってみることがあります(*‘∀‘)オススメ!

 

MAHALO!!